7月19日、横浜のとある居酒屋のツイートが大きな話題を呼んだ。

そのツイートがコチラ。

 

クジラの金玉。

 

おいしそうじゃないの!!!

 

このプルっとしたツヤ感がたまらない。

そう、何を隠そうこのスケヒラ、自他ともに認める珍味好き

幼い頃から故郷で獲れた鹿や猪の肉を食し、回転すしでは専ら海鮮珍味ばかりを食し、一橋祭では校門前で売っていた「くさや」を試食し、焼肉屋ではホルモンに心を躍らせ、4か月前に訪れたタイでは風俗嬢からもらった「芋虫の素揚げ」を1パック完食してしまう始末。大学の友人からは「ゲテモノ好き」の称号を与えられた。

珍味食材の独特の臭い食感は、一度ハマったら抜け出せない。(ブルーチーズが好きな人には通じるものがあるのかもしれない。)

そして何より、珍味に出会った時の「え!あれ食べれるの!?どんな味なんだろ!!」という胸の高鳴りは、形容しがたいものがある。(もちろん、当たりはずれがあるのもまた珍味の醍醐味である)

 

みなさん、珍味料理、敬遠してないだろうか?

「気持ち悪い」「くさそう」。 食べる前から決めつけてない?

食わず嫌いはいけません。一度食べてみてらっしゃい。これがクセになるんです。

 

今回は、そんな珍味食材・ゲテモノ料理を味わえる都内のお店を4つ紹介しよう。

特に珍味ビギナーの方々。この夏、珍味デビューしてみてはいかがか?

それでは、いってみよー。

 

(初心者向け) 半兵ヱ(ハンベエ)

(出典:http://www.hanbey.com/about/

「昭和」がテーマのレトロなコンセプト居酒屋「半兵ヱ」。全国にチェーン展開しており、都内にも新宿・池袋・渋谷などに数多くの店舗を構える。「帰れま10」でも特集されたことがあり、ご存知の方も多いのではないだろうか。

一橋生お馴染みの立川にも店舗がある。

半兵ヱの最大の魅力はメニューの安さ。焼き鳥・串焼きが50円~、お酒が190円~という驚異的な価格。メニューの品数も豊富で、変わったものでは揚げパン駄菓子なんてのも。

さて本題のゲテモノ料理だが、ここ半兵ヱでは「イナゴ・さざむし・めだかの佃煮」「カエルのから揚げ」を食べることができる。

気になるお値段は、カエル280円イナゴ・さざむし・メダカ290円と、とってもリーズナブル。

・カエルのから揚げ(280円)

「カエル 半兵衛」の画像検索結果

鶏肉をさらに淡泊にしたような味わい。(出典: http://p.twipple.jp/221Mw

・イナゴの佃煮(290円)

「イナゴ 半兵衛」の画像検索結果

友人曰く、「エビっぽい」。(出典:https://twitter.com/_mnt__n/status/630286529038946304

・さざむし(290円)

「ざざむし 半兵衛」の画像検索結果

見た目は芋虫である。(出典:http://www.online-instagram.com/tag/%E3%82%B6%E3%82%B6%E3%83%A0%E3%82%B7

・めだか(290円)

「めだか 半兵衛」の画像検索結果

(出典:http://www.imgrum.org/user/dj_murasaki/1915004280/1254244725557486727_1915004280

さざむしとメダカは予算の都合で食べられなかったが、次回はぜひ食べてみたい。

ゲテモノ耐性のない人にとっては勇気が要るこれらのメニュー。なんと半兵ヱでは300円弱で食べることができる。

珍味ビギナーにとってオススメの店と言えよう。

 

<<半兵ヱ(立川南口店)の詳細はコチラ(ホットペッパー)>>

 

朝起(あさだち)(新宿)

意味深なネーミングの「朝起」は、新宿駅西口から歩いてすぐの「思い出横丁」の一角にある居酒屋。ゲテモノ料理界では有名なお店だそう。

驚くべきはそのメニューの内容。以下のものが全てではないが、代表的な「朝起」のゲテモノ料理を羅列していこう。

フード

  • 豚の金玉の刺身
  • タラの白子の刺身
  • ハツの刺身
  • 豚のおっぱい焼き
  • カメの手
  • ふじつぼ焼き
  • 活ドジョウの丸焼き
  • サンショウウオの丸焼き
  • かえるの塩焼き
  • かえるの刺身(活け造り)←!?
  • ホヤの塩辛
  • すっぽん鍋(要予約)
  • イナゴの佃煮 ...etc

ドリンク

  • ハブ酒
  • マムシ酒
  • センブリ酒
  • キンモクセイ酒  ...etc

 

ワクワクすっぞ!

 

なんとまあ、耐性のない人にとっては身の毛もよだつ悪魔的料理の数々。食材は黒魔術に使えそうなものばかりである。

もちろん全てのメニューがゲテモノというワケではなく、ハマグリの刺身本マグロのぶつ切り牛ハラミなど普通のメニューもあるのだが、それでもゲテモノ料理の方が圧倒的に多い。ドリンクに関しても、普通のビールや日本酒もちゃんとあるのだが、如何せんハブ酒、マムシ酒のインパクトが強すぎる。

個人的に気になったのは「カメの手」である。小学校の頃、遠足で海に行ったときに見かけたことのある方も多いのでは?

「カメノテ」の画像検索結果

見た目が亀の手っぽいから「カメの手」。こんな感じで岩場の隙間にびっしり生えている。マイナスドライバーでほじくるとごっそり取れるぞ。(出典:http://www.pref.kyoto.jp/kaiyo/kamenote.html

食べてみるとプリッとした触感でとても美味である。塩水で簡単に茹でるだけでも美味しく仕上がり、しょうゆを付けて召し上がるのがオススメの食べ方。

 

またここ「朝起」、多くの珍品を扱うので、その日仕入れられず提供できないメニューがあることもしばしば。値段は基本的に時価だが、調べたところ予算は大体1人3000~4000円ほどかと思われる。

気になるお店の様子は以下のような雰囲気。

(外観)

「朝起」の画像検索結果

なかなか入るのに勇気がいるような見た目。(出典:http://tabico.jp/detail/0000000000000ID31534/

(内観)

「あさだち 新宿」の画像検索結果

店内のあらゆる場所に食材が置かれている。店主は意外にも爽やかな顔立ち。(出典:https://www.youtube.com/watch?v=YnNdFWCreuE

一階はカウンター席のみで、二階に小さな座敷があるそう。

常連客も多く、開店と同時に満席になることも。なかなか一見さんにとっては入りにくそうではあるが、夏休み中にチャレンジしてみてはいかがか。

 

<<朝起の詳細はコチラ(食べログ)>>

 

米とサーカス(高田馬場)

(外観)

(内観)

アジアのサーカス小屋がテーマの、一風変わった店内。(出典:https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13124219/dtlphotolst/3/smp2/?mode=owner

高田馬場駅から徒歩一分の場所にあるジビエ居酒屋「米とサーカス」。(※ジビエとは、鹿や鴨などの野生動物の獣肉のことである。)

驚くべきは獣肉の種類の豊富さ。以下の野生動物を扱っている。

  • 鹿(ex.鹿ハンバーグ 820円)
  • 馬(ex.馬の大動脈の塩焼き 710円)
  • ヤギ(ex.ヤギの金玉ルイベ 980円)
  • ワニ(ex.ワニの天ぷら 890円)
  • 熊(ex.熊の味噌焼き 時価)
  • ウサギ(ex.兎の塩麴唐揚げ 860円)
  • 雉(キジ)(ex.雉肉の自家製スモーク 780円)
  • 猪(ex.猪ロースの塩焼 1450円)
  • カンガルー(ex.カンガルーのタタキ 890円)
  • ラクダ(日による)
  • トド(ex.トド刺 820円)
  • クジラ(ex.ナガス鯨のユッケ 880円)
  • カエル(日による)
  • オオクゾクムシ ←!?(ex.オオクゾクムシの姿揚げ 1980円)

「朝起」と同様、お酒もディープなものを揃えている。

  • ハブ酒 1100円
  • マムシ酒 750円
  • スズメバチ酒 490円
  • サソリ酒 490円
  • スッポン酒 1100円
  • 漢方薬酒(冬虫夏草酒、オオヤモリ酒、生姜酒、唐辛子酒、高麗人参酒...etc) 480~1100円

 

大学生にとっては少々高めの値段だと思うので、ゲテモノ料理中級者以上にオススメしたい。

しかしメニューを見ても「気持ち悪ッ!!」となるような料理は少なく、「そんな肉もあるの?」「どんな味なんだろう」と単純に好奇心をくすぐられるものが多い。トドワニの肉料理を食べられる店は全国を探してもなかなかないだろう。オオクゾクムシなんてのもあるし(高いけど…。)

気になる料理は、以下のような見た目である。

・鹿のロースステーキ

・熊の味噌焼き

・ワニの天ぷら

(出典:https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13124219/dtlphotolst/1/smp2/)

 

普通に美味そう。

 

店内の様子も、少し変わってはいるものの「朝起」よりはキレイで入りやすそうである。普通に良い店の雰囲気がバンバン出てるので、是非とも行ってみたい。

 

<<「米とサーカス」の詳細はコチラ(公式ページ)>>

 

珍獣屋(横浜・桜木町)

記事の冒頭、ツイートを引用した珍味居酒屋「珍獣屋」。横浜にあるので正確には都内ではないが、ゲテモノ料理でかなり有名な店なので紹介しておこう。

(外観)

※ビルの二階が店舗。寒暖の前には看板が出ている。

(内観)

※テーブル席もある。

(すべて出典:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14033402/dtlphotolst/3/smp2/https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14033402/dtlphotolst/3/smp2/

意外にも良さげな雰囲気の外観と内観であるが…

はっきり言って、ゲテモノ「超」上級者向けである。

「朝起」「米とサーカス」で登場した食材はほぼすべて、ここ「珍獣屋」でも扱っている。加えてこの店のスゴイ所は、常軌を逸した独自の「珍」食材を擁するという点にある。その一例を紹介しよう。

 

  • ゴキブリ
  • ゲンゴロウ
  • 蛾の幼虫
  • コガネムシ
  • ウーパールーパー

 

 

気持ち悪ッ!!!

 

記事冒頭、「ゲテモノ好き」などと意気揚々と語っていたことを今ここで猛烈に反省しよう。正直ここまでのゲテモノは想定していなかった。珍味、ジビエ料理はまだ分かる。ウーパールーパーもまあ許そう。

ゴキブリ!?!?

珍獣屋の圧倒的守備範囲になす術もなく、空いた口が塞がらない。ゴキブリの陰に隠れてはいるが、コガネムシ、ゲンゴロウも地味にヤバい。

写真を見るとさらにヤバい。昆虫の姿を崩さない調理方法で、我々の視覚に強烈なダメージを与えてくる。

(以下、閲覧注意)

・サソリの唐揚げ

・ウーパールーパーの唐揚げ

・蛾の幼虫の唐揚げ

・ゲンゴロウの唐揚げ

・ゴキブリの唐揚げ

・ダチョウの刺身

・ラクダ特上ロースのタタキ

・ピラニアの刺身

(出典すべて:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14033402/dtlphotolst/1/smp2/

 

半端じゃない破壊力。

正気の沙汰とは思えない。最後の方は口直しとして、見てくれの良い、美味しそうな料理を加えておいた。

私がここの昆虫料理を食すことができる日は来るのだろうか…。(いや、もはや食せなくても構わないのではないか)

ちなみにこの珍獣屋、Twitterもやっており、かなり頻繁に更新しているので興味のある方はフォローすると良い。Twitterの方は割とビジュアル的にもGood。

 

祝日・休日はかなり人気の模様。ハードなゲテモノ好きもいたものだ。

 

まとめ

意気揚々とゲテモノ店を紹介するつもりが、最後は珍獣屋に完膚なきまで叩きのめされる結果となってしまった。

純朴な一橋生には、まずは半兵ヱカエル・イナゴあたりを食すところからオススメする。

 

これだけのゲテモノ料理を経験すれば、人間として一皮むける…かもしれない。